工芸の秀作 健全育成に役立てて 倉敷LCがチャリティ展

会場に並ぶ多彩な作品

 第40回青少年健全育成チャリティ倉敷現代工芸秀作展(倉敷ライオンズクラブ主催、山陽新聞社後援)が12日、倉敷市本町のギャラリー十露で始まった。16日まで。

 県内外から陶芸家やガラス作家、画家、アクセサリー作家らジャンルを超えた64人が出展。地元・倉敷ガラスの小谷栄次さんによる皿や花器、備前焼のマグカップをはじめ、ステンドグラスのランプ、風景画など約110点が並ぶ。

 作品は入札方式で販売し、収益金はサッカーJ2・ファジアーノ岡山の来季の試合に子どもたちを招待するための費用に充てる。来場者は気に入った品の価格を紙に書き込み、箱に投じていた。

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。中井大介会長は「皆さんの篤志で優れた作品が集まった。ぜひ立ち寄ってほしい」と呼びかけている。

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