ロシアの核使用を懸念 広島市 松井市長が 冷静さ訴え 19日からは平和首長会議 総会

ウクライナ侵攻をめぐる情勢の緊迫化でロシアによる戦術核兵器の使用が懸念されていることについて、広島市の松井市長は、為政者が冷静に対処する必要性を強く訴えました。

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広島市 松井 一実 市長
「危機が迫れば迫るほど、為政者は冷静に物事を(考えてほしい)。自分たちが滅ぶかどうかということ。他人でなく、自分たちだということを強く申し上げたい」

12日の記者会見でこう述べた松井市長は、「疑心暗鬼を解いて、双方が冷静に考えられる場を提供していくことが求められている」と語りました。

松井 一実 市長
「若い人たちのことも考えるならば、自分たち(為政者)がその世界を滅ぼすとか、ムダなことをやることを控えないといけないということを真剣に考えてもらうための環境整備をしっかりやっていくということだと思っている」

そして、19日から広島市で始まる平和首長会議の総会でメッセージを発していきたいと述べました。

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