あしなが学生募金 広島県で3年ぶり本格再開

病気や災害などで親を亡くした子どもたちを支援する「あしなが学生募金」が、広島県で3年ぶりに本格的に実施されました。

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街頭募金には奨学金を受けている大学生や、ボランティアの高校生が参加し、広島県内5か所で協力を呼び掛けました。

「あしなが学生募金」は1970年から毎年、春と秋に実施されてきましたが、コロナ禍により、おととしから本格的な活動が中断していました。

しかし、円安などによる物価高を受け、5月から「全国募金リレー」の形で復活したものです。

あしなが奨学生・戸田侃吾さん
「コロナによって募金をすることができなかったので、経済的に困っている遺児家庭の学生たちが一人でも多く進学できるようになっていけばいいと考えています」

8日の募金には、県内で約100人が参加しました。

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