コスパ最高!1000円台で「ランチと露天風呂」が楽しめる、千葉の穴場スポット

旅人へひとこと

千葉の紅葉も見事なんです!でも道が狭いのでご注意を!地元民が穴場情報を教えます。

千葉『養老渓谷』への旅

はい、こんにちは。カフェ旅ブログからやってきました佐藤社長です。

秋ですねぇ。紅葉の季節ですねぇ。千葉と言えば海!のイメージはありますが、いやいや、紅葉もなかなか見事なんです。

千葉の紅葉の見頃は少し遅く、11月下旬~12月上旬と言われています。

ですので紅葉シーズンの終了間近になっていきなり「紅葉見たい!」という衝動に駆られたって間に合うのです!

そんな紅葉シーズンを前に、

今回は早めに予習をしておきましょう!
なんなら一度下見に行ってもいいかも!?

という雰囲気でお届けしたいと思います。

千葉の山道は要注意!

さて千葉の紅葉と言えば『養老渓谷』が有名ですよね。
今回はその周辺から話題にしていきたいと思います。

まずドライブ旅のプロとしてご案内しておきたいのが、道の悪さです。

いや…、これでも昔に比べてだいぶ良くなったとフォローしたいのですが…このあたりの道は…国道レベルですら対向車とすれ違いが出来ないレベルの狭い道が容赦なく突如出現します。

例えば「清澄養老ライン」なんておしゃれな名前がついている道だからドライブ向きなんだなー初心者でも気軽にスイスイ走れるんだな―と油断をしながら突入すると痛い目を見ます。私も免許取り立ての頃に何も知らずに突入して痛い目を見ました(笑)

特にシーズンともなると車が集中し、運転に不慣れな方も来られますので、狭い道なのに激混みですれ違えず、接触事故などの危険もあります。快適なドライブ旅をするためにも事前の情報収集とルート選びがとても重要なのです!

と、偉そうなことを申し上げていますが、残念ながら今回ご紹介のルートはできるだけ良い道を選んでいるものの、どうしても部分的にせまーい道だったり、現在トンネル工事中だったりしてすんなり行けない箇所が一部あることをご了承ください。

「鮎の塩焼き」が食べたい!

突然ですが、鮎の塩焼き。

美味しいですよね

でも、いざ食べたいと思ってもなかなか手軽に美味しく食べられるものではありませんよね。

そこで、ですね。

ぜひ、水のきれいな養老渓谷に行った暁にはこちらのスポットに立ち寄って頂き、「鮎の塩焼き」をお召し上がりください!というのが今回の旅の始まりです。

養老渓谷観光センター『山の駅 養老渓谷 喜楽里』

2020年にリニューアルオープンした新しい施設なので、とてもキレイです。駐車場も広く整備されているのがグッドです。

今流行りの快適に安心して車中泊が出来るRVパークもあります。

お食事処やお土産など購入できるお店の前には美味しそうな「鮎の塩焼き」が売られていました。聞けば炭火でじっくり1時間。人気の商品ですので品切れ前にぜひ!

更に、こちらには滝もあります。

君津にある『濃溝の滝』同様、川廻しによって作られたもので、つまり人口の滝なのですが、こちらは直前まで近づいて眺めることができます。

川のせせらぎに心癒され、夏でもひんやりしていて心地良い空間です。足元には十分ご注意の上自然の恵みを体感してください。

『遠見の滝』

のどかな里山風景が素敵ですね。

「鮎の塩焼き」はヒレまでパリッとカリッと焼けていて塩加減も絶妙。ほとんど残す事部分もなく美味しくいただきました。

さて、ここまでのルートです。

今回は圏央道『市原鶴舞IC』をドライブ旅の起点とします。

インターを降りてまず高滝湖方面に向かい、朱色の加茂橋を渡り、県道81号線の『清澄養老ライン』に乗ってしまえばあとは道なりです。

道中には世界的にも有名になった『チバニアン』もあります。

『養老渓谷』に近づくに連れ、一部狭い道が出てきますが退避スペースなど活用して、譲り合い、上手にすれ違ってください。

養老川沿いにある温泉街に入れば、もう異郷の旅気分を存分に味わえます。

今回の目的地、養老渓谷観光センター『山の駅 養老渓谷 喜楽里』はもう少し先まで車を走らせて、国道465線と交わる交差点の角にあります。

養老渓谷観光センター「山の駅 養老渓谷 喜楽里」

〒298-0265 千葉県夷隅郡大多喜町小田代148−24

養老渓谷『粟又の滝』

養老渓谷に訪れたなら、一度は見ておきたい『粟又の滝』

おすすめのプランは、少し手前の駐車場(小沢又、水月寺付近)に停めて、ぐるっと滝巡りハイキングコースです。

約4.3キロ(約一時間半)の道のりなので、時間と体力のある方向けのプランですが、紅葉シーズンに川沿いをのんびり歩きながら紅葉と季節の移ろいを感じられる散歩道をのんびり歩けば心身ともにリフレッシュできます。

また『粟又の滝』に近づくにつれ混雑しやすく車を停める場所にも苦労するおそれがありますので、有料(500円ほど)ですがこちらへの駐車をおすすめします。

小沢又駐車場

〒298-0278 千葉県夷隅郡大多喜町小沢又368

『亀山湖』で紅葉を楽しむ。

たくさん歩いたらお腹が空きましたね!それでは本日のメイン。

絶景露天風呂とジビエ料理などのグルメを堪能できる、コスパ最高の穴場スポットへご案内します。

目指すは『湖水亭 嵯峨和』さん
養老渓谷から少し西へ車を走らせ『亀山湖』が次の目的地です。

ここまでの道は、国道465号線を使えば、ほぼ一本道です。

しかし、ここでも、国道を冠していながら、一部の区間ではやっぱりすれ違いが困難な山間部を走ることになります。

対向車が少なければ問題無いのですが、なるべく混まないタイミングを狙って通り抜けたいものです。

『湖水亭 嵯峨和』

こちらは、亀山湖畔にあるこじんまりとした隠れ家的なお宿なのですが、ランチのみの利用も可能です。

予約無しでも利用できますが、景色の良い席は限られていますし、その他理由は後述しますが、なるべく予約等混雑状況なども確認して利用することをおすすめします。

駐車場は砂利地ですが、広くて停めやすいです。

お食事を注文すれば温泉がセットでついてくる!

なんと!ご飯を注文すると、絶景露天風呂などの温泉に無料で入れます。

これすごくないですか!!

例えば、(取材時に)一番リーズナブルなメニューがお蕎麦だったのですが、こちらが973円それに消費税と入湯税が加わって1,220円で美食と温泉を楽しめます!
(便宜上温泉無料と言っていますが入湯税の150円は必要です)

メニューも隠れ家的湖畔のお宿ということで趣向を凝らしたものが並び、期待できるものばかりで、なかなか気軽に美味しくいただけるお店は限られてしまう川魚の定食。しかも鮎と山女の味比べなんて贅沢な定食もあります!

そしてイノシシ肉を使った、ジビエ料理も楽しめます。

手間暇かけた美味しい料理ばかりですので注文から料理が出来上がるまで、大体40分~ぐらいは時間がかかります。

特に川魚はじっくり焼くので1時間ぐらいは焼き上がりに時間が必要です。

そこで、ですねぇ。
絶景風呂タイムなわけなんですねぇ。

そんなわけで料理のできあがりを楽しみにしつつ、お宿自慢のお風呂に行きましょう!

いかがですか!?この絶景!

お風呂から見える『亀山湖』。
緑の湖畔にかかる朱色のアーチ橋がとても映えますね。

これが紅葉の季節ともなれば更に息を呑むような絶景となること間違いなしでしょう。

自家源泉の黒湯

温泉にも特徴があり、お湯が黒く、その見た目の通り「黒湯」と呼ばれています。

お肌がツルツルすべすべになり、ぽかぽか体の芯から温まり湯冷めしにくいという特徴があります。

湯船がそれほど広くないので4~5人も入ればいっぱいになってしまいますが、長湯したくなる素敵な温泉です。

お風呂は何度でも入れますので、もし混んでたら時間をずらしてみるのも良いかもしれません。

さてここで一つご案内です。

こちらの絶景風呂ですが、日替わりで男女が入れ替わります。

岩風呂(内湯)もなかなか良いものですが、絶景風呂に絶対入りたい方は事前に今日は男女どちらか?問い合わせたほうが良いかもしれません。

さて、景色も堪能してぽかぽかしたところで、料理が運ばれてきました。

「焦がしニンニクダレのロコモコ丼」

豆乳つゆの湯葉まぜ蕎麦、川魚の食べ比べ、猪鍋など、おすすめしたい料理はたくさんあるのですが、

今回はお値段が手頃な1,300円ということ。誰でも美味しくいただけそうな「焦がしニンニクダレのロコモコ丼」をおすすめしたいと思います。

とはいうものの、料理にこだわりのあるお宿。やっぱり一工夫、お楽しみいただけるのがこちらのロコモコ丼なんです。

なんとハンバーグには一部イノシシ肉も使われており、肉厚で弾力があります。

イノシシ肉と聞くとニオイなどクセがありそうですが、こちらで使われているお肉はそんな心配はありません。

たしかに豚肉に比べると少し歯ごたえはありますが、ハンバーグの一部に使われることで確かな食感とボリューム感を得ることができます。これはなかなか魅力的なお味です。

また濃いめのソース(焦がしにんにくダレ)が実によくマッチして、ガーリックチップの乗ったライスとからめて食べればそれはもう絶品でございます。

お味噌汁とお漬物もついてきます。
数量限定なので品切れの際はご容赦ください。

「いとこ鍋定食」も絶品

ジビエ料理、全然問題無し!お腹いっぱい食べたい!という方にはボリューム満点の「いとこ鍋定食」もおすすめです。

こちらは自家製味噌ダレを使った赤味噌ベースのおうどんの上に豪快に豚肉と猪肉が相盛になった料理でしてお漬物やごはんもついてきます。お腹いっぱいになりますのでハングリーな方におすすめです。

手前の赤いお肉がイノシシ肉です。この後底にあるうどんとひっくり返して更にお肉に熱を加えます。

こちらの料理ではまるまるイノシシ肉を味わうことができるのですが、実際に食べてみるとやはり臭みなどのクセが無く、豚肉に比べると脂少なめで身の引き締まった歯応えにヘルシーさも感じます。

特にこれから寒くなってくる時期にぴったりの美食ですね。

お腹いっぱいで大満足です!

いかがでしょうか?新しい名所もありますが、以前からとても好きで私が気に入っているとっておきのスポットのご紹介でした。

ご留意頂きたい点としては、『湖水亭 嵯峨和』さんは隠れ家的お宿ですので、ふらっと立ち寄りでももちろん受け入れていただけますが、できれば予約したほうが良い席に座れたり、混雑状況なども事前に確認されたほうが安心してご利用いただけると思います。

あとこれは完全に個人的な見解ですが、自然豊かな湖畔に位置しますので、季節によっては飛行する虫がかなり居ます。もし気にされる方は寒い時期に利用されることをおすすめします。

でも…。
いやいや、そんなバグとかどうでもええ!って思えるぐらい素敵なお宿です。

もちろん宿泊もおすすめなのでぜひのんびりと過ごして頂きたいのですが、私のようにワンちゃんがいる方など日帰りでも濃厚な旅気分を味わうことできますのでぜひおすすめです。

ぜひ千葉の紅葉も安全に楽しんでください!

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!

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亀山温泉 湖水亭嵯峨和

〒292-0526 千葉県君津市笹614

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*この記事は2022年10月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:佐藤社長

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