公明 県議選に新人の井出、角屋氏 倉敷市・都窪郡区で初の3人公認

(左から)井出妙子氏、角屋忍氏

 公明党岡山県本部は13日、任期満了に伴う来春の県議選倉敷市・都窪郡選挙区(定数14)に、いずれも新人で、倉敷市議の井出妙子氏(55)=倉敷市中庄、写真=と参院議員秘書の角屋忍氏(47)=岡山市北区青江、写真=の2人を公認で擁立すると発表した。

 ともに今期限りで引退する党現職の山田総一郎氏(68)の後継。公明はもう1人の現職を含めて同選挙区で初めて公認候補3人を立て、現有2議席からの上積みを目指す。

 井出、角屋の両氏は倉敷市役所で記者会見。井出氏は「女性の視点を生かし幅広い声を県政に届ける」と述べた。山陽学園短大卒で、2017年の市議選で初当選し2期目。来年2月議会終了後をめどに市議を辞職する。

 角屋氏は「生活者のために尽くし、希望をつなぐ職責を担いたい」と語った。創価大大学院卒。谷合正明参院議員の秘書を務め、同市玉島地区に転居予定という。

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