全共後初 宮崎市で子牛競り  価格上向き 今後期待

全国和牛能力共進会が終わり、県内で初めて開かれた子牛の競り市=13日午前、宮崎市跡江・JA宮崎中央家畜市場

 県勢が4大会連続の最高賞・内閣総理大臣賞など好成績を収めた全国和牛能力共進会(全共)鹿児島大会後、県内で初めての子牛の競り市が13日、宮崎市跡江のJA宮崎中央家畜市場で始まった。飼料価格が高騰する影響などで子牛の価格が下落する中、同賞を獲得した代表牛の父「第5安栄(やすさかえ)」の子牛に高値が付くなど”全共効果”も。関係者は「肉の消費が増え、子牛価格の回復につながってほしい」と期待を込めた。

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