パンデミックで1度も触れ合えないまま、恋人が隔離施設へ連行の危機 「ソングバード」本編映像

劇場公開中の、「アルマゲドン」などのマイケル・ベイがプロデュースを務めた映画「ソングバード」から、サラ(ソフィア・カーソン)が隔離施設へと連れていかれてしまう状況に陥るシーンの本編映像が公開された。

到死率が56%のウイルスがまん延する世界。一緒に暮らす叔母に感染の疑いが出てしまったサラと、バイクを飛ばして彼女の元に駆けつけたボーイフレンドのニコ。荷物の受け渡しの画面越しで出会い、付き合うことになった2人は、直接顔を会わせたこともなく愛を育んできた。そんな2人に、触れることすらかなわぬまま、突然に別れの危機が訪れる。すでにサラの家に衛生局が向かっているため、ニコに「行って、ここは危険よ」と告げるサラ、しかしニコは「ここにいる」と玄関前に座り込み、彼女に寄り添おうとするのだった。

「ソングバード」は、到死率が56パーセントにおよび死者数が1億1千万人を超えたウイルスが猛威を振るう2024年を舞台にしたスリラー映画。世界はゴーストタウン化し、人々は接触を禁止。閉塞した終わりの見えない世の中で、「生きる」ための希望の光を探す人々の姿が描かれている。撮影は、2020年7月にロックダウン下のロサンゼルスで行われた。「悪魔の椅子」「ハングマン」などを手掛けるアダム・メイソンが監督を務め、「君といた108日」のKJ・アパ、「ディセンダント」のソフィア・カーソンらの若手と、ブラッドリー・ウィットフォード、デミ・ムーアらのベテランが出演している。

【作品情報】
ソングバード
公開中
配給:ポニー・キャニオン
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