海田町監禁不明事件 実行犯の”債権回収屋” 起訴内容認める 広島

海田町で男女7人によって71歳の男性が監禁され行方不明になった事件。

実行犯とみられる男の初公判で男は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと被告の男(31)は男女ほか6人と共謀し、自営業の男性(71)を海田町の事務所に監禁した罪に問われています。

その後、男性の行方はわかっていません。

これまでの共犯者の裁判で男性と投資トラブルのあった女らが「債権回収屋」として被告の男に依頼したことが明らかになっています。

14日の初公判で被告の男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は「女らが男性に預けていた金の返還を求め、車内や事務所で暴行を加えた」などと指摘。

弁護側は監禁や暴行の事実を認めたうえで「暴行は腕や足に対するものにとどまり、その程度も軽度であった」などと情状酌量を求めました。

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