横浜・三ツ沢球技場新設 横浜FC親会社が建設・寄贈、市に提案 命名権や使用料無償など条件

ニッパツ三ツ沢球技場=横浜市神奈川区(資料写真)

 横浜市が検討している三ツ沢公園(同市神奈川区)の球技場新設を巡り、市は14日、サッカーJ2・横浜FCの親会社で、飲食やヘルスケア事業などを手がける「ONODERA GROUP」(東京都)から球技場の建設・寄贈の提案を受けたと発表した。

 提案は7日に受領し、市環境創造局公園緑地整備課が11日に同社と面談した。市によると、球技場は2万人規模で、プロスポーツの興行基準を満たすだけでなく、地域のコミュニティー機能にも配慮するという。

 同社からは寄贈の条件として、▽施設名称を「ONODERAスタジアム」とすること▽60年間の管理運営を同社またはグループ会社が行うこと▽管理運営期間中の使用料・賃借料を無償とすること-が挙げられた。具体的な計画内容やスケジュール、新設に伴う公園再整備の費用負担範囲、建設後の管理方法などについては今後協議する。

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