玉野の瀬戸芸作品や観光地巡って 市が景品当たるポイントラリー

ポイントラリーのスポットの一つになっている日之出公園の「S.F.(Seaside Friction)」

 「瀬戸内国際芸術祭2022(瀬戸芸)」の秋会期(11月6日まで)に合わせ、玉野市はスマートフォンを使った「アートホッピングポイントラリー」を行っている。瀬戸芸作品や市内観光地などに設定されたスポットを巡りスマホでポイントを集めると、抽選で景品が当たる。

 スポットは、宇野港のシンボル「宇野のチヌ」▽日之出公園の「S.F.(Seaside Friction)」▽現代アーティストのエステル・ストッカーさんが駅舎を装飾したJR八浜駅など新旧の瀬戸芸作品がある5カ所と、県内唯一の水族館・玉野海洋博物館▽市観光協会が管理する王子が岳パークセンターといった観光施設など6カ所の計11カ所。アート鑑賞と合わせてまち巡りを楽しんでもらおうとスポットを分散させた。

 スマホから専用サイト(https://art―hopping.jp)にアクセス。スポットを訪れるとGPS(衛星利用測位システム)機能により、各スポットに設定されている1~4ポイントを取得でき、「UNO HOTEL」レストランペアディナーチケット(20ポイント)、瀬戸芸公式グッズ(10ポイント)、市特産品詰め合わせ(4ポイント)が当たる抽選に応募できる。

 ラリーは12月2日まで。市商工観光課は「スマホ片手にスポットを巡る中で、玉野の新たな魅力を見つけてほしい」とする。問い合わせは、平日は同課(0863―33―5005)、土日祝は市観光協会(0863―21―3486)。

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