菅前首相、藤田医科大医療センター訪れ謝意 横浜港のクルーズ船患者受け入れ

クルーズ船のコロナ陽性患者受け入れ時の様子を、鈴木克侍病院長(右から2人目)から説明を受ける菅氏(左)=15日午前、愛知県岡崎市の藤田医科大岡崎医療センター

 菅義偉前首相(衆院神奈川2区)は15日、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客らを横浜港から受け入れた愛知県岡崎市の藤田医科大岡崎医療センターを初めて訪問し、医療従事者らに感謝の意を伝えた。 

 その後、記者団に「もし受け入れてもらえなかったら感染が拡大しただろうし、亡くなられた方も多かったのではないか。受け入れの決断にあらためて感謝を申し上げたい」と述べた。

 菅氏は当時、官房長官として政府対応の陣頭指揮にあたっていた。

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