【箱根駅伝予選会】日体大75年連続本大会へ 東海大、盤石の走りも「こんなものでは」

予選5位で本大会出場を決めた日体大=国営昭和記念公園(立石 祐志写す)

 第99回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)の予選会が15日、東京都の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園にゴールするコース(21.0975キロ)に関東の43チームが参加して行われ、東海大、日体大は、盤石の走りでそれぞれ連続出場を決めた。

 5位日体大はエース藤本を故障で欠く中、主将盛本と広沢の両4年生がけん引。「1秒1秒を稼ぐ役割を果たせた。75年連続でたすきをつなげられてよかった」と盛本は胸をなで下ろす。

 一方、「こんなものではない」と話したのは9位東海大の主将宇留田。8年ぶりの予選はスローペースに惑わされるも、3年石原と2年吉田が引っ張り、50度目の出場につなげた。上位通過が目標だったチームに両角監督は「冷静に考えたら(全体の)19番目。シード権を獲得できるように立て直したい」と奮起をうながした。

© 株式会社神奈川新聞社