自民党神奈川県連の小泉進次郎会長(衆院神奈川11区)は15日、来春の知事選について「黒岩祐治知事の考えを確認した上で、県連の対応を検討するのが基本」と述べ、現職の動向を注視する考えを示した。県連の総務会後に記者団の質問に答えた。
自民は過去3回の知事選で黒岩氏を支援してきた。党本部の推薦は連続3期までで、対応が注目される。
小泉氏は、3期目の任期満了が迫る黒岩氏について「首都圏唯一の自民党系の知事として、われわれとともに歩み、新型コロナウイルス下の厳しい環境でもリーダーシップを発揮している」と評価。「感謝と敬意を持って、知事とのコミュニケーションを図るのが基本線だ」とした。
県議として黒岩県政に向き合っている梅沢裕之幹事長も「(県政課題に関しては)丁々発止、是々非々でやってきたが、よくやっていると思う」と述べた。