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長崎ヴェルカ初の離島開催となった五島市でのホーム戦。会場に詰めかけた市民ら852人は、プロのスピードや激しい体のぶつかり合いなど、間近で見るハイレベルなプレーに沸いた。
ヴェルカは15、16日、市内のバスケットボールクラブに所属する小中高生計約160人を招待。ヴェルカベンチの近くから観戦した福江中2年の池田白竜君は「体の大きさが異次元。ヴェルカの走るバスケを見たい」と目を輝かせた。
市バスケットボール協会の這越忍会長は「地元チームの公式戦とあって、たくさん来てくれた。特に子どもたちにはスピード、接触、高さ、すべて参考にしてほしい」と目を細めた。
観客はBGMに合わせて手拍子をしたり、グッズのメガホンをたたいたりして応援。音楽やダンスの派手な演出を楽しみながら、3点シュートやダンクシュートが決まるとさらにボルテージが上がった。小学生の息子2人と訪れた野原恵子さんは「五島でプロスポーツを生で見る機会はめったにない。迫力がすごい」と満足した様子。小学バスケットボールクラブ、緑丘クローバーの園山稀依菜さんは「スピードを落とさないドリブル、ノールックパスがすごかった」と興奮気味にプレーを振り返った。
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