商店街での迷惑行為、経済振興にどう対応?那覇市長選候補者がまちづくりを議論 商店街連合会が公開討論会

 16日告示、23日投開票の沖縄県那覇市長選に向け、那覇市中心商店街連合会は15日、那覇市の旧牧志公設市場衣料部・雑貨部で立候補予定者の翁長雄治さん(35)、知念覚さん(59)を招いた公開討論会を開催した。経済振興や商店街で問題となっている騒音などの迷惑行為対策について議論を交わした。

 迷惑行為対策について、両氏とも市長が先頭に立って解決する姿勢を示した。知念さんは「規制は難しいが、理念などを示した条例をつくってもいい」との考えを述べた。翁長さんは「まちぐゎーは那覇の大切な文化だ。問題当事者の話をすり合わせながら、ルールを作る」とした。仮設の第一牧志公設市場の跡地利用について、翁長さんは「みんなの意見聞きながら決めたい」とした。知念さんは「密集市街地解決のため仮移転の場所などに使う」と述べた。

(’22那覇市長選取材班)

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