来春の選抜高校野球大会の選考資料となる第147回北信越地区高校野球大会は10月16日、新潟県内で準々決勝4試合を行った。長岡市悠久山野球場の第2試合は敦賀気比(福井1位)が11―8で中越(新潟2位)に逆転勝ちし準決勝に進出した。福井県勢は福井商業、北陸を含め3校全てが4強に勝ち残った。
敦賀気比 000 120 062…11 040 040 000…8 中越
■敦賀気比 辻晶太、桶谷司、竹下海斗、田中悠希矢―柏木勇樹 ■中越 野本壮大、小宮山久登、関照永、野本、尾身祐豪-佐藤玄大
▽本塁打 星野凌也(中越)
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敦賀気比は5点を追う八回、先頭友田泰成が左越え二塁打で出塁すると、交代直後の中越の投手を攻め立てた。無死満塁から伊藤剛志の左前適時打に失策が絡み2点、さらに無死満塁から西口友翔が左前適時打を放つと、再び相手守備が乱れ走者一掃で同点に追い付いた。さらに暴投で9―8と勝ち越しに成功した。
九回には先頭高見澤郁魅、伊藤の安打などで無死満塁と攻め、柏木勇樹の適時打で10点目。四球押し出しでリードを3点に広げ、逃げ切った。
中越は二回、1死満塁から9番星野凌也の満塁本塁打で4点を先取。1点差に迫られ迎えた五回には星野と関照永の連続適時打などで4点を挙げ、リードを5点とした。先発右腕の野本壮大が七回を終えて3失点と粘っていたが、継投陣が打ち込まれ、逆転負けを喫した。
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