J・L・カーティス「殺してほしかった」 一躍有名になった出世作「耐えられなかった」

女優のジェイミー・リー・カーティスは、自身が「ハロウィン」で演じたキャラクター、ローリーが早々と殺されることを願っていたそうだ。1978年の第1弾「ハロウィン」でベビーシッターのローリー役を演じて一躍有名になったジェイミー、その後シリーズ最新作「ハロウィン・エンズ」を含む6本の続編に出演しているが、2002年作「ハロウィン レザレクション」の最初の数分間でローリーが悲惨な最期を遂げることを望んでいたという。

バラエティ.comによると、ジェイミーは8日、ニューヨーク・コミコンに出演、ローリーが無実の人を死なせてしまったという事実に「耐えられない」ことから最初の10分間で死んで欲しかったと話した。「ハロウィン・エンズ」はローリー役での最後の作品になると見込まれているジェイミーは「最後は嫌なものだけどそれは映画の中のローリーもきっと同じ。私の人生を全く別のものに変えた。ローリー・ストロードを演じなければ、私のキャリアはなかったし、家族も持てなかった」と語っている。

そんなジェイミーは、2018年の「ハロウィン」の前には同シリーズに復帰するつもりはなかったものの、ゴッドサンである俳優ジェイク・ギレンホールに勧められて続投を決意したことを以前明かしていた。ジェイミーはNMEに「もう1本『ハロウィン』映画をやるとは思っていなかったの。でも、ゴッドサンで子ども頃からよく知っている俳優のジェイク・ギレンホールから電話があった。ジェイクは(監督の)デヴィッド・ゴードン・グリーンと仕事をしたことがあって、ジェイクからデヴィッドが話したがっていると聞いて私の番号を伝えるように言うと、1分後すぐに電話が鳴ったわ。2018年当初には3部作になるとの話はなかった。もう2度とやらないと思ってたけどデヴィッドが後で『ハロウィン』『ハロウィンKILLS』『ハロウィン・エンズ』と3つのストーリーがあると言ってきたの」と語った。

「ハロウィン・エンズ」は14日から劇場並びにNBCユニバーサルによる動画サービスPeacock(ピーコック)で全米同時公開される。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社