【矢板】秋の風物詩となっている「やいた花火大会」が15日夜、矢板の道の駅やいた周辺で開かれ、約1万発の花火が4年ぶりに秋の夜空を彩った。
2019年は台風19号、20、21年は新型コロナウイルスの影響で中止となった。大会を継承していこうと、今年は特設ステージでのイベントや露店の出店は中止し、協賛関係者らのみを観客として受け入れる形で実施した。
打ち上げは午後6時半にスタート。尺玉やスターマインなどが次々と打ち上げられ、観客たちの目を楽しませた。
大会実行委員長を務めた市商工会の東泉清寿(とうせんせいじゅ)会長(69)は「多くの市民の期待の中、4年ぶりに開催でき感無量。来年こそは一般客も受け入れて、もっと盛大に実施したい」と話した。