リーベ2大会連続準V GSKは快勝3位 ホッケー全日本選手権

ドリブルで持ち込むリーベのFW村田(中央)=大井ホッケー競技場(チーム提供)

 ホッケーの全日本社会人選手権大会最終ラウンド最終日は16日、東京都の大井ホッケー競技場ほかで男女の決勝などを行い、県勢はリーベ栃木が男子決勝で岐阜朝日クラブにシュートアウト(SO)戦の末に惜しくも敗れ2大会連続の準優勝。女子の3位決定戦に挑んだグラクソ・スミスクライン(GSK)は南都銀行に4-2で快勝した。

 リーベは第1クオーター(Q)6分のペナルティーコーナー(PC)をDF霧下義貴(きりしたよしき)が決めて先制。その後、両チーム無得点で迎えた第4Qに立て続けに2失点したが直後にFW村田和麻(むらたかずま)のゴールで同点に追い付いた。しかしSO戦は1人の成功に終わり涙をのんだ。

 GSKは第1Q6、7分のPCをMF柴田(しばた)ひかる、DF佐藤瑞帆(さとうみずほ)が決め切り先制。2-1で迎えた第2Qは五島梨奈(ごしまりな)、渡辺未彩季(わたなべみさき)の両FWのゴールでリードを広げ、そのまま逃げ切った。

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