自転車成年男子の貝原逆転V 重量挙げ、馬術、ゴルフで準優勝 いちご一会とちぎ国体

自転車成年男子ポイントレース(30キロ)決勝 優勝した貝原(手前)=7日午後1時25分、宇都宮競輪場

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」第7日は7日、宇都宮市の宇都宮競輪場ほかで14競技を行い、栃木県勢は自転車成年男子ポイントレースで貝原涼太(かいはらりょうた)(県スポーツ協会)が優勝を飾った。重量挙げ成年男子81キロ級の山根大地(やまねだいち)(自衛隊体育学校)はスナッチ2位、ジャーク3位。このほかゴルフ少年男子団体、馬術成年男子スピードアンドハンディネスの増山誠倫(ましやまたかみち)(小山乗馬クラブ)、同成年女子馬場馬術の金城友(きんじょうとも)(筑波RPI)がいずれも2位と健闘した。

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 自転車の貝原はトップと5ポイント差の4位タイで迎えた最終周で6ポイントを獲得し逆転優勝。前回の茨城国体の石原悠希(いしはらゆうき)(県スポーツ協会)に続き、栃木県選手が同種目を連覇した。

 ゴルフは松澤虎大(まつざわこてつ)(佐野日大高)と中川虎ノ介(なかがわとらのすけ)(作新学院高)が、悪天候の中で好スコアをマークし、初日の9位から大きく躍進。馬術の増山は、成年女子ダービーで3位入賞を果たした妻・久佳(ひさか)(小山乗馬クラブ)と共に夫婦そろって表彰台に登った。金城は国体初出場で堂々の演技を見せた。

 重量挙げは成年男子109キロ級のジェンディ今夢(いまむ)(県スポーツ協会)がスナッチ152キロで3位入賞を果たした。

 陸上は2人が3位表彰台。成年男子やり投げの小椋健司(おぐらけんじ)(同)は1回目から徐々に記録を伸ばし3回目で74メートル05をマーク。同800メートルの根本大輝(ねもとだいき)(順大大学院)はラスト100メートルの競り合いの末に1分50秒14でゴールした。

 ライフル射撃は成年男子50メートルライフル三姿勢で小林郁弥(こばやしふみや)(日本ウォーターテックス)が3位に入った。

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