米若手イケメン俳優 映画撮影で肩を脱臼 外れた関節を戻すのに「13回の挑戦」

俳優のノア・センティネオ(26)が、『ブラックアダム』撮影中に肩を脱臼したという。DCコミックスが原作の同新作映画でアトム・スマッシャー役を演じるノアは、撮影時にまじめな演技を変えて少し面白くしようとしたところ運悪くケガをしてしまったという。

ノアは『エンターテイメント・トゥナイト』でこう語った。

「その日は全力疾走する撮影をしていて、何度も走ってから歩道を下りると駐車場があったんだ。最後のテイクはちょっと『面白く』してみようとした」

「すでに何度もシリアスな感じで演じていたからユーモアを加えられるか試してみたんだ。膝をぶつけたふりをして、くるっと回って腕を空中に振り上げたら脱臼してしまった」

「外れた肩の関節を元に戻そうとしたけどダメで、スタッフが救護に来て衣装を破って頑張ってくれて、13回目の挑戦で僕の肩はやっと元に戻ったけどその後すぐにまた脱臼してしまった」

「最後にやっと腕が関節に入ったときは『やった!もとに戻ったよ!』って」

ノアは同映画で演じる役柄について、自分とはまた別の人格ととらえて敬意を払いつつも作り込みすぎないようにしているという。

「役作りはたくさんすることがあって、その役柄の過去や家族を尊重しながらそのまま出すのではなくニュアンスを演じ分けることが大事なんだ」

ノアが演じるアトム・スマッシャーの叔父は、スーパーヒーローで悪党という不安定な過去をもったキャラクターのためノアの役作りにも影響を与えていそうだ。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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