旧統一教会問題 川崎市、関連団体に施設提供130件

川崎市役所

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や関連団体の公共施設の利用を巡り、川崎市は17日、2012年度から21年度末までに9施設131件で許可したと明らかにした。うち物品販売を伴うものは3件あった。専門家は「収益が教団の資金になっている可能性がある」と警鐘を鳴らす。

 市によると、世界平和統一家庭連合と世界平和女性連合、世界平和連合の3団体から申請があり、高津市民館が51件と最も多く、てくのかわさき37件、エポックなかはら20件、中原市民館9件などとなっている。

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