ハンク・アーロン賞のファイナリストが発表 大谷、トラウトも選出

日本時間10月18日、メジャーリーグ機構はハンク・アーロン賞のファイナリスト(各リーグ8名)を発表した。ハンク・アーロン賞は各リーグでレギュラーシーズン中に攻撃面で最も優れたパフォーマンスを見せた選手に与えられる賞であり、ハンク・アーロンがベーブ・ルースの通算714本塁打のメジャー記録を破ってから25周年にあたる1999年に表彰がスタート。殿堂入り選手によって構成される選考委員会の投票にファン投票の結果を加味して受賞者が決定される。

アメリカン・リーグからはラファエル・デバース(レッドソックス)、ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)、ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)、ヨーダン・アルバレス(アストロズ)、大谷翔平(エンゼルス)、マイク・トラウト(エンゼルス)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)の8名が選出された。アストロズとエンゼルスから2名ずつ選出されており、従来の「各球団から1名ずつノミネート」という制約はどうやら撤廃されたようだ。

ナショナル・リーグからはオースティン・ライリー(ブレーブス)、ムーキー・ベッツ(ドジャース)、フレディ・フリーマン(ドジャース)、ピート・アロンソ(メッツ)、カイル・シュワーバー(フィリーズ)、ノーラン・アレナド(カージナルス)、ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)、マニー・マチャド(パドレス)の8名が選出。こちらもドジャースとカージナルスから2名ずつ選出されている。

ファン投票はハンク・アーロン賞の特設サイトですでにスタート。日本時間10月25日午後1時に締め切られる。なお、ハンク・アーロン賞の選考委員会はチッパー・ジョーンズ、ペドロ・マルティネス、ジョン・スモルツ、ジョニー・ベンチ、クレイグ・ビジオ、エディ・マレー、ロビン・ヨーント、そしてケン・グリフィーJr.と殿堂入り選手がズラリと名を連ねる豪華なメンバーとなっている。

© MLB Advanced Media, LP.