「誰一人取り残されない社会」都内で SDGsの取り組み

SDGsの理念でもある「誰一人取り残されない社会」を目指して活動するダンディーズと呼ばれるメンバーの取り組みを取材しました。

「ダンディーズ」とは、市場調査などを行うインテージグループで働く障害者雇用のメンバーの愛称です。普段は社内郵便の仕分けや備品の管理などを行っています。インテージグループの中で、ダンディーズが自らSDGsについて調べ結果を報告する発表会が行われました。

会場には、ダンディーズがグループごとに作成したSDGsをテーマにしたすごろくや環境に配慮したエシカル消費となるおかしなども用意され、参加した一般社員も一緒になってSDGsについて理解を深めていました。

発表を終えたダンディーズの皆さんに話を聞くと全員で取り組めるよう広めたいという思いを口にします。活動を見守ってきた山崎さんはダンディーズはサポートすることで立派に役割を果たすことができる存在だと話します。

ダンディーズのみなさんはそれぞれ個性があり、できないことはあっても周りがサポートすることで共に働ける大切な人材です。彼らの居場所やSDGsの取り組みが社会全体に広がっていくことを期待しています。今回作ったすごろくなどはダンディーズが卒業した学校などに配布して、次世代にSDGsをつなぐ取り組みを続けていくということです。

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