3年ぶりに開始!船路を活用した通勤

3年ぶりに東京の河川を活用した通勤の実証実験が始まりました。

17日から期間限定で通勤に船を使おうという取り組みが始まりました。初日には小池知事も乗船し実際に通勤を体験しました。

実はこの取り組みは3年前の2019年に試験的に導入されかなりの好評で,8日間でおよそ2800人が利用しました。しかしその後の試験運航はコロナの影響などもあり3年間行われていませんでしたがついに復活しました。

前回は勝どきと日本橋を結ぶ1つのルートを無料で運航していましたが、今回は今後の本格的な運用も見据え、豊洲と台場を結ぶルートや天王洲と五反田を結ぶルートなど運航を6ルートに拡大、乗船料は500円になりました。

視察を終えた小池知事は、航路の活用による新たなライフスタイルの可能性に期待を寄せました。

<詳しく解説「らくらく船旅通勤」>

「らくらく船旅通勤」は午前7時ごろから午前9時ごろまで運航される朝の便4ルートと、午後5時ごろから午後9時ごろまでの夕の便3ルートがあります。重複するルートもありますのであわせて6ルートあるということです。料金は基本的にワンコインの500円となっています。

今回利用される船は全席着席になっていまして、一部の船ではWi-Fiも設置されているので船内で仕事することも可能です。コーヒー販売を行う船もあるということで飲み物を片手に通勤することもできます。飲み物は持ち込みも可能なため帰りの船で海風を感じながらお酒を飲みたいという人もいるかもしれません。

専用のホームページから原則予約をすることで利用できます。運航は来月4日までですので「船通勤」が気になるという人は是非試してみてください。

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