宇宙の「先輩」と交信!ISSの若田さんと出身小中学校などの子どもたち 24日、さいたま ライブ配信も

母校・浦和高で講演会終了後も丁寧に生徒の質問に答える若田さん=2018年12月、埼玉県さいたま市浦和区の県立浦和高校

 埼玉県さいたま市出身で国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している若田光一宇宙飛行士と市内の子どもたち24人が交信するイベントが24日夜、市青少年宇宙科学館(浦和区駒場2丁目)で開催される。宇宙航空研究開発機構(JAXA)と米航空宇宙局(NASA)の協力で、市の若田宇宙飛行士ミッション応援プロジェクト事業の一環。

 同館によると、参加するのは市内在住・在学の小学校6年~高校2年の24人。若田さんの母校の市立宮原小、市立大宮別所小、市立宮原中の代表3人と、同館が実施している若田宇宙飛行士アカデミースペースコースの修了者ら21人。午後7時40分~8時20分で、交信時間は約20分間を予定。交信の場面は同館の動画投稿サイト「ユーチューブ」、市立学校の児童生徒全員が所有するタブレットからも、ライブ配信を閲覧できる。

 子どもたちから募った質問を厳選して、宇宙開発などをテーマに若田さんと対話を繰り広げる。同館の担当者は「子どもたちにとって、さいたま市出身の若田さんは憧れ。直接話すことができるすてきな時間を満喫してほしい」と話している。

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