上越高サッカー部・糸魚川重機工業 スポンサー契約締結 感謝とロゴ胸に活躍へ

 上越高サッカー部は、糸魚川重機工業(岡島義英社長)とスポンサー契約を締結した。このほど、同校で調印式を行った。

選手たちに囲まれ、社名入りスポンサーロゴの入ったトレーニングウエアを手にする藤川監督(中央左)と岡島社長

 2020(令和2)年にスポンサー募集を開始してから6社目の締結で、「ゴールドスポンサー」と呼ばれる大口の契約。選手たちが着用するトレーニングウエアとビブスの胸部分に、同社名入りのスポンサーロゴが掲出される。
 同サッカー部には県内外から部員が集まり、現在は選手、マネジャーを合わせて約100人の大所帯。昨年度の全国高校サッカー選手権県大会でベスト4に入るなど成長を遂げている一方で、清掃や冬の除雪などの奉仕活動にも積極的だ。
 糸魚川サッカー協会の会長を務めるなど長年サッカーに携わっている岡島社長は、今回のスポンサー契約について「(同サッカー部には)県内外、かなり遠くからも選手が来ている。決意と勇気を持ち、結果を残そうと並々ならぬ努力をしているはず。そんな姿を応援したい」などと思いを語った。
 藤川祐司監督は同社に感謝の意を表し、「地域の方々に助けていただき、育ててもらっているという実感がかなりある。ピッチ上でいいものを見せつつ、地域での役割をしっかりと果たしながら、地域に愛されるクラブを目指していきたい」と気持ちを新たにした。
 同社のスポンサーロゴ入りのトレーニングウエアを身に着けた伊海央祐選手(2年)は、「重みを感じる。一つ一つのプレーに気持ちが入る」と率直な心境を語り、本年度の全国高校選手権県大会(開催中)について「チーム一丸で優勝を目指す」と意気込んだ。

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