児童と画家が記念アート共作 絵の具投げつけ自由に下絵 日光

児童とumiさんが制作した記念作品

 【日光】今市小の創立150年を記念して、児童と宇都宮市在住の画家umi(うみ)さん(30)が制作していた記念アートがこのほど、完成した。キャンバスに子どもたちが絵の具を投げつけ、umiさんが仕上げた作品タイトルは「The Unknown」。子どもたちの持つ無限の可能性を示唆している。

 作品の大きさは200号(縦約1.9メートル、横約2.5メートル)。8月30日、校庭の真ん中に設置したキャンバスに5、6年生80人が自由に絵の具を投げつけ、“下絵”を描いた。当日のうちに少し手を入れたumiさんが9月20~22日の3日間、同校の講堂にこもり、作品を仕上げたという。

完成した記念アートと6年生たち

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