栃木県日光市湯元の湯ノ湖畔や湯滝周辺で、木々の葉が鮮やかに色づき、紅葉が見頃を迎えている。好天に恵まれた18日の奥日光には朝から多くの観光客が訪れ、紅葉を写真に収める様子が見られた。
標高1480メートルの湯ノ湖南端には奥日光三大名瀑の湯滝があり、シロヤシオやナナカマド、オオヤマザクラなど落葉広葉樹に囲まれた散策路は約1時間で回ることができる。
日光湯元ビジターセンターによると、今年は9月から暑い日が続いた影響もあり、色づきは例年より約1週間遅い。桑名満（くわなみつる）所長（62）は「今年は特に赤色が素晴らしい。近年にない当たり年」と話す。紅葉は今週いっぱい楽しめるという。
