九電が手数料を誤って加算請求 10月分、長崎県196件

 九州電力は19日、電気使用量を知らせる検針票を書面からウェブ形式に変更した一部の客に誤って書面を発行した上、発行手数料110円を電気料金に加算していたと発表した。
 同社によると、契約者からの指摘で発覚した。低圧自由料金プラン契約者のうち、9月以降に「Web明細サービス」に変更した2094件の変更登録が漏れていたため。うち長崎県は196件。
 10月分で誤って適用した110円は11月分の電気料金から減算する。同社は「事務処理の誤りによりご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる」としている。
 同社はペーパーレス化推進のため、検針票などの書面送付を希望する契約者に対し、10月分から書面発行手数料を請求することにしていた。


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