中国の農村 家族から厄介払いされ見合い結婚 貧しい農民夫婦の愛の物語 「小さき麦の花」公開決定

「僕たちの家に帰ろう」のリー・ルイジュン監督最新作で、2022年のベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品された映画「小さき麦の花」が、2023年2月10日より劇場公開されることが決まった。

「小さき麦の花」は、中国西北地方の農村を舞台に、互いに家族から厄介払いをされ、見合い結婚させられた貧しい農民のヨウティエと内気なクイインが、やがて互いを慈しみ、作物を育て家を作り、つつましくも強い絆で結ばれる日々を描いた”永遠の愛”についての物語。邦題の「小さき麦の花」は、映画の中で主人公の2人が行う「あるシーン」にちなんで付けられ、懸命に働く農民の夫婦の美しさをイメージしたタイトルになっているという。

監督は、「僕たちの家に帰ろう」のリー・ルイジュン。2018年の中国Nナンバーワンヒット「オペレーション:レッド・シー」などで知られるハイ・チンが、ノーメイクで農村の女性になりきり、監督の叔父で実際に農民でもあるウー・レンリンと夫婦役に挑んでいる。

【作品情報】
小さき麦の花
2023年2月10日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
配給:マジックアワー、ムヴィオラ
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