広島商工会議所 会頭「急な円安は地元経済にもマイナス」

広島商工会議所の池田 晃治 会頭は、急速に進む円安について「地元経済にもマイナス」という認識を示しました。

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広島商工会議所 池田 晃治 会頭
「(円安は)地元経済全体にとってはマイナスの影響が大きくなっているのではないかと思っている」

池田会頭は、輸入しているエネルギーや穀物などの価格上昇は、円安が大きく影響していると指摘。それが経営の負担となり、家計にとっても消費者物価指数が3パーセント以上、上昇する厳しい状況をもたらしているという見方を示しました。

一方で、円安のメリットとして水際対策緩和による外国人観光客の増加を挙げ、それに加えて来年のG7広島サミットがインバウンドの観光関連需要を高める転機になってほしいと期待を語りました。

池田会頭は、1期目3年の任期を今月末で終えることになっていて、2期目の続投を表明しています。

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