エリー・ゴールディング、ニュー・アルバムを2023年2月3日に発売

エリー・ゴールディング(Ellie Goulding)が、5作目のスタジオ・アルバム『Higher Than Heaven』を2023年2月3日にリリースすることを発表し、同アルバムからの新曲「Let It Die」を公開した。

このアルバム発表に先駆けて、エリーは今年8月に最新ソロ・シングル「Easy Lover」、そして今月初めにはアロックとシガラとのコラボ曲「All By Myself」をリリースしていた。

グレッグ・カースティン(シーア、マギー・ロジャース、エルトン・ジョン)、ジェシー・シャトキン(Charli XCX, Years & Years)、Koz (サム・ライダー、マドンナ、デュア・リパ) 、そして アンドリュー・ウェルス (ホールジー、ヤングブラッド)というポップ・ミュージック界の名プロデューサーたちを迎え、現代のポップ・ミュージックに独自の解釈で挑んだニュー・アルバム『Higher Than Heaven』は、エリーの特徴的なボーカルを主役に、エネルギッシュなベースライン、高揚感溢れるシンセ、心地良いメロディが展開していく最高峰のプロダクションが盛り込まれた、中毒性の高いヒット曲満載の作品となる。彼女はこの新作アルバムについて次のように語っている。

「(この2年間の)スタジオには確かに闇が存在していて、誰もがそれぞれにその闇をくぐり抜けてきたことは明白でした。だからこそ、誰も人間関係や揉め事に悩んだりする暇などなかったんです。このアルバムはそんな風に完成しました。“Higher Than Heaven”は、情熱的に恋することがテーマになっています。でも、それはハイパーな愛の形で、まるでドラッグをやっている時のような感覚です。造りものののようで、砕け散ってしまう可能性があるんです」

また今月、彼女は、全英1位に輝き、2年以上にわたってTOP100にランクインしたセカンド・アルバム『Halcyon』の発売10周年を記念して、『Halcyon Nights』と題された2部構成のデラックス・エディションをリリースした。今作のパート1にはオリジナル・アルバムが、パート2には、デジタルで初配信される6曲を含む『Halcyon』発売時のボーナス・トラックが収録されている。

エリーの現時点での最新作『Brightest Blue』は、2020年7月にリリースされ、彼女にとって3作目の全英No.1アルバムとなった。よりパーソナルで剥き出しのアプローチをとり、彼女のソングライティングにおけるより脆弱な側面を垣間見ることができる今作で、彼女はサーペントウィズフィート、トバイアス・ジェッソ・Jr.、パトリック・ウィンバリーといったより左寄りの作家やパフォーマーと共作している。

これまでに彼女は3作のアルバムで全英No.1を獲得し、2度のブリット・アワードを受賞、グラミー賞に2度ノミネートされている他、ゴールデングローブ賞にもノミネートを果たしている。過去のアルバムのトータル・セールスは、1800万枚以上、シングルは1億4000万枚以上で、全世界での総ストリーミング再生数は230億回にも及ぶ。また、YouTubeのチャンネル登録者数は1,000万人、ビデオの総再生数50億回を超えており、YouTubeのダイヤモンド クリエイターアワードを受賞している。

エリー・ゴールディングは、素晴らしいキャリアを誇るミュージシャンであると同時に、長年にわたる活動家、慈善家でもあり、自身のプラットフォームを利用して、若者たちに地球規模の問題に取り組んでもらうことを目指している。2017年、彼女は国連のNew Voices Awardを受賞し、その幅広い活動性が認められ、国連環境計画の国際親善大使に就任している。また、今年初めには、TIME100 Impact Awardの受賞者に選出され、その直後に世界自然保護基金(WWF)のアンバサダーにも任命された。

Written By Tim Peacock

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