札幌は寒空の中ではありますが、びっくりなニュースがあるんです。それは本来なら「春に咲く花」が開花となったんです。いったい何の花でしょうか?
不時現象(ふじげんしょう)
秋が深まり、山では雪が降るなど、冬の足音も聞こえてくる中ですが、札幌市内の一般のご家庭に植えられたサクラが開花しました。
本来だと、春に咲くはずの花です。
木を所有する方によると、種類は、サトウニシキで、26年前に植えたそうですが、晩秋に咲いたのは初めてとのことです。
生物が本来の季節と異なる現象を「不時現象(ふじげんしょう」といい、特に、気温が乱高下するなど変化が激しいと発生することがあります。
実際に、10月の札幌は1日に30℃近くを観測したあと急降下し、その後は再び暖かくなりましたので、サクラにとっては春が来たと勘違いしてしまったのかもしれません。
他にも、台風などで、葉が急に落ちた後に、高温になると、春の花が咲くことがあります。
*みんテレお天気コーナー10月18日OAのものです