音楽ライブに大道芸 催し満喫を 表町商店街 23日「エカローガ」

初開催されたエカローガの会場の様子=昨年12月、表町商店街

 岡山市中心部の表町商店街南部エリアで23日、音楽ライブや大道芸のショーを繰り広げるイベント「エカローガ」(実行委主催)が開催される。2回目の今回は来場者による1日限りの楽団結成といった参加型の催しを新たに企画。多彩なグルメ屋台も並び、秋のアーケード街をにぎやかに彩る。

 会場は西大寺町、新西大寺町、紙屋町の3商店街。計4カ所に特設ステージが設けられる。

 即席の楽団は南時計台近くのステージに午後2時から出演。ラテン音楽「エルクンバンチェロ」など2曲を演奏する。楽器を持参すれば誰でも参加可能。希望者はイベントのホームページから事前に申し込み、楽譜データを受け取る。プロのジャズグループ「Bim Bom Bam(ビンボンバン)楽団」のトランペッター大山渉さんがゲスト参加する。

 各ステージでは市民吹奏楽団「晴吹(はれすい)」や大道芸などのパフォーマー集団「ASOBIBA」をはじめ、ジャズバンド、歌手ら16組が出演。管楽器奏者8人がソロ演奏を競うトーナメント大会、生演奏に合わせて歌うのど自慢大会(いずれも募集終了)が会場を盛り上げる。キッズスペースや出張駄菓子店も登場する。

 エカローガは岡山弁の「えかろうが(良いでしょ)」が由来。ライブハウスや楽器店が集まり、音楽や文化の街として親しまれてきた商店街南部の魅力を発信しようと、商店街関係者らでつくる実行委が企画している。

 実行委員長で服部管楽器社長の服部悟さん(40)は「子どもから大人まで楽しめるイベントに仕上げた。新市民会館が来年地元で開館するのに合わせ、商店街一帯を盛り上げたい」と話す。

 午前10時~午後4時。観覧無料。詳細はイベントのホームページで確認できる。

イベントサイトを掲げて来場を呼びかける服部さん

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