YOSAKOIさせぼ祭り 21日開幕 105チームが熱い演舞

 西日本最大級のよさこいイベント「第24回YOSAKOIさせぼ祭り」が21日の前夜祭で開幕する。新型コロナウイルス感染拡大の影響で通常開催は3年ぶり。23日までの3日間、全国から105チーム約3500人の踊り子が集い、熱い演舞を披露する。主催する実行委は踊り子らへのマスク着用規定を設けるなど、感染防止対策を徹底して実施する。
 参加チームや踊り子はコロナ禍前の半分近くに減少。会場数も通常開催した2019年は14会場だったが、今回は8会場となる。
 感染防止策として踊り子は、市中心部の「アーケード会場」など観客との距離が近い場所で、掛け声など発声する場合はマスクを着用。発声がなければ不要。メインの「名切お祭り広場会場」など観客と離れている場所は、必ず客と距離を保った上で不要とした。
 実行委員長の平島陽一さん(57)は「お客さまも楽しみにしている。踊り子の100%の演舞を引き出せるように準備したい」と意気込んでいる。


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