脱炭素化進むと事業にマイナス 神奈川の企業で2割が回答

 脱炭素化が進むと自社の事業にマイナスの影響がある─。そう受け止めている県内企業が2割弱あり、プラスと捉えている企業をやや上回ったことが、帝国データバンク横浜支店の調査で分かった。電気自動車(EV)の普及が及ぼす影響については、プラスとマイナスの割合が拮抗(きっこう)した。

 脱炭素化の進展が今後の事業にどう影響するか尋ねた結果、マイナスと回答した企業は18.8%、プラスは13.9%だった。36.1%は「影響はない」、31.3%は「分からない」とした。昨年6月の調査と比べてマイナスの割合は微増、プラスは微減となった。

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