多くの家族連れとふれあいを 新小山市民病院で祭り 調剤体験も

調剤体験に挑戦する子どもら

 【小山】新小山市民病院で16日、同病院に親しんでもらう「ふれあい祭り」が3年ぶりに行われ、訪れた家族連れらが多彩な催しを楽しんだ。

 同病院が年1回開いており、2020、21年は新型コロナウイルス禍のため中止された。

 白衣や看護服の着用体験、自動体外式除細動器(AED)の取り扱い説明などが行われた。調剤体験では、子どもらが薬剤師の指導を受けて粉末を乳鉢ですり、機械を使って分包する作業にチャレンジした。

 ロビーにはメインステージが設けられ、白鴎大ハンドベル部の演奏や乙女のダンススクール「chaRENge」による踊りが披露され会場を盛り上げた。

 このほか、同病院の設立10周年を記念し、敷地内の庭園で浅野正富(あさのまさとみ)市長と島田和幸(しまだかずゆき)同病院理事長がヒメシャラを植樹した。

 看護服を着た萱橋小5年加藤翔音(かとうしょうと)君(11)は「動きやすく、デザインが格好いい」と話していた。

病院設立10周年を記念して植樹を行う浅野市長(左)と島田理事長(右)
お気に入りのナース服を着用する来場者

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