ブレックスきょうホーム開幕戦 「個」封じる堅守がカギ

実戦形式の練習で鋭いドライブを見せるブレックスの鵤(手前)=ブレックスアリーナ宇都宮

 バスケットボールB1第4節の宇都宮ブレックスは22、23の両日、宇都宮市のブレックスアリーナ宇都宮でA東京といずれも午後3時5分から対戦する。開幕からの3週連続アウェーを終えたブレックスは今節がホーム開幕節。昨季のレギュラーシーズン以来のホームゲームでリーグ屈指のタレント軍団に挑む。

 前節は仙台との連戦を71-70、63-59と連勝。初戦は第4クオーターの14点差を追い付き比江島慎(ひえじままこと)の3点シュートで逆転勝ち。2戦目は守備での修正が奏功し今季最少の59失点で守り勝った。通算3勝3敗で順位は東地区5位。

 A東京は今季、強豪・リトアニア代表を指揮した経験のあるデイニアス・アドマイティスを新監督に招聘(しょうへい)。ここまで3勝3敗と勝ち星は伸びていないが新戦力の米国人ポイントガード、ジャスティン・コブスは1試合平均17.5得点、同4.5アシストとすでにチームになじんでおり、インサイドのアレックス・カークやエース田中大貴(たなかだいき)も健在だ。

 ブレックスとしては強力な相手の個をどう封じるかが鍵になる。鵤誠司(いかるがせいじ)は「外国籍選手を一人で守るのは厳しい。いかにチームで守るか重要になる」とポイントを挙げた。

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