ジャパンカップ熱狂再び クリテリウム5万人が沿道埋める【動画】

宇都宮市中心部を疾走する選手たち=15日午後3時55分、同市大通り1丁目

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった自転車のアジア最高位国際ロードレース「2022ジャパンカップ」第2日は15日、栃木県宇都宮市の大通りでクリテリウムを行った。世界トップカテゴリーのワールドチーム5チームを含む国内外16チーム92人が出走。レースを心待ちにした約5万人(主催者発表)が沿道を埋め、世界最高峰のスピードに酔いしれた。

 レースは馬場通り4丁目のバンバひろば前を発着点に、東武馬場通り入り口と上河原交差点を折り返す特設周回コース(1周2.25キロ×15周=33.75キロ)で行われ、序盤から細かな駆け引きでアタック合戦が繰り広げられた。終盤はワールドチームのトレック・セガフレード勢が隊列を組んで集団をコントロール。集団のままゴールスプリント勝負となり、トレックのエドワード・トゥーンスが41分14秒で2連覇を果たした。

 宇都宮ブリッツェン勢は小野寺玲(おのでられい)が5位、那須ブラーゼン勢は佐藤大志(さとうひろし)が22位だった。日本人最高位は元ブリッツェンの岡篤志(おかあつし)(EFエデュケーション・イージーポスト)の3位。

 最終日は16日、宇都宮市森林公園周回コースでロードレースを行う。

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