福井県勢対決、北陸が福井商業破り決勝へ 2022秋の北信越高校野球大会準決勝、敦賀気比とともにセンバツへ前進

秋季北信越高校野球大会準決勝・北陸-福井商業 5回表北陸1死満塁、水野伸星(手前)の適時打で小矢宙歌(奥)が生還し1-1とする=10月22日、新潟県のハードオフエコスタジアム新潟

 来春の選抜高校野球大会の選考資料となる第147回北信越地区高校野球大会は10月22日、新潟県内で準決勝2試合を実施。ハードオフエコスタジアム新潟の第2試合は北陸(福井3位)が4―3で福井商業(福井2位)を下し決勝に進出した。第1試合で松商学園(長野1位)を破った敦賀気比とともに北陸は選抜高校野球大会出場へ前進した。北陸は24日の決勝ではハードオフエコスタジアム新潟で午前10時から敦賀気比(福井1位)と対戦する。

【日程変更】決勝は10月24日に順延 悪天候、J2最終戦による混雑恐れで

北陸 000  020  011…4 010  000  002…3 福井商業

■北陸 友廣陸-平田海智 ■福井商業 川野仁輔-高嶋仁

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 北陸は1点差を追う五回、先頭打者の小矢宙歌が内野安打が放ち、続く野路也真斗の犠打や敵失で1死満塁のチャンス。降雨中断の後、水野伸星が適時打を放ち同点に追いついた。さらに平田海智が四球を選び加点、この回計2点を挙げ逆転に成功した。八回には1死二塁から児玉知駿の右翼線を破る三塁打で3-1。九回には1死二、三塁で小南亮太がレフトへ犠飛を放ち3点差とした。

 先発の友廣陸は二回に1点を失うも好投。九回に2点を奪われ1点差に詰め寄られたが、逆転を許さず完投した。

 福井商業は二回、2死二塁の場面で川野仁輔が中前適時打を放ち先制。3点を追う九回は2死一、二塁から前川竜我、問井天斗の連打で1点差まで詰め寄ったが、その後打線がつながらなかった。

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