〈動画あり〉上越市立和田小創立150周年 〝やわらぎの心〟脈々と 記念式典などで祝う

 上越市立和田小(山田伸吾校長、児童98人)は22日、創立150周年記念文化祭および記念式典、記念音楽発表会を行った。
 同校は明治6年に創設された岡原校が学校史の始まり。大正5年に当時の和田村により村の学校が整備され、和田尋常高等小学校が現在の和田小となった。

児童や職員、来賓らが出席し記念式典を挙行

 記念式典は児童や職員に加え、記念事業実行委員らが出席。来賓に中川幹太市長、早川義裕教育長、歴代校長らを招いた。山田校長は謝辞の中で「現代社会では穏やかで、しなやかな力が必要となる。その力は和田小学校で長年にわたり引き継がれてきた〝やわらぎの心〟。私たち教職員はやわらぎの子どもたちの幸せを願い、なりたい自分を目指す子どもたちの伴走者として教育活動にまい進していく」と語った。

記念式典に続いて行われた記念音楽発表会で合奏する5、6年生

 式典に続いて行った音楽発表会では2学年ごとに歌や合奏、ダンスを発表。昔の写真で150年の歴史を振り返る記念動画の上映や、同校卒業生の優華さんがボーカルを務める音楽ユニット「mimicry(ミミクリー)」による記念コンサートが併せて行われた。
 音楽発表会の動画

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