若い人たちに電波の役割について理解を深めてもらおうと、広島市の中学校で「電波教室」が開かれました。
21日、中国総合通信局が開いた「電波教室」には、広島市にある修道中学校 物理クラブの生徒18人が集まり、電波の役割と利用のルールを紹介する映像を視聴しました。
生徒たちは、▽電波はスマホやETC航空機などの交通機関、そして医療分野でも幅広く利用されていること、また、▽災害に備えるため豪雨の予報や観測に役立てられてることなどを学びました。
映像を視聴 馬場智大さん
「電波がより使われている時代だからこそ、より知らないといけないと思った」
中国総合通信局 電波監理部 園田雄二 部長
「中学校と高校に対して今後、アプローチを広げていきたい。正しい知識を持ってもらうのが一番だと思う」
このあと、生徒たちは、ICラジオの製作に取り組みました。
中国総合通信局は、これまで小学校で「電波教室」を開いていましたが、中学生向けは初めてだということです。