マスク氏 2人の子供もうけた“元恋人“が「実在しない説」唱える 自身に尽くす「シミュレーション」と

米電気自動車メーカー・テスラの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスク氏(51)が、子供までもうけた“元恋人”が「実在しない説」を唱えているという。『ジェネシス』で知られるシンガー、グライムス(本名クレア・ブーシェ)と2018年から破局と復縁を重ね、2歳の息子と10ヶ月の娘をもうけた。世界屈指の大富豪は、グライムスについて「完璧な伴侶」として自身に尽くすことができる「シミュレーション」であると周囲に語っているという。

ヴァニティ・フェア誌のジャーナリストであるデヴィン・ゴードンは、グライムスもその説を共有していると次のように説明する。

「グライムスはマスクが『グライムスは実在しない説』を唱えていると何度も言っていました。マスクによって作られた『シミュレーション』で、完璧な伴侶として彼の大脳皮質に存在しているってね」と語った。

奇妙なことに、グライムスもその説に同意しているそうで、デヴィンは新しいドキュメンタリー番組『ザ・イーロン・マスク・ショー』で、こう語っている。

「ちょっとクレイジーで不気味にさえ聞こえるけどグライムスは同意していて、彼のために完璧に作られた『シミュレーション』だと感じていると言っていた」と明かし、「理解できないけど『ロコのバジリスク』という未知のAI理論について、2人はオタクっぽいジョークを言っていた。グライムスの興味はマスクと同じで、彼女の作る音楽はとても技術志向だ」と続けた。

グライムスとマスク氏は2021年9月に「半別居」したことを発表したがグライムスは2人の関係を表現できる「言葉はない」ことを認めていた。

そんなグライムスは以前マスク氏について「ボーイフレンドと呼ぶかもしれないけどとても流動的な関係よ。別々の家に住んでいて親友なの」と語り、「よく会っているし、それぞれ好きなことをしていて、他人がそれを理解できるとは思っていないわ」としていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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