長崎県接種センター 諫早と島原にも設置 オミクロン対応ワクチン促進

 長崎県は24日、新型コロナウイルスワクチンの県接種センターを、開設実績がある長崎、佐世保両市に加え、諫早、島原両市にも設置すると発表した。期間は来月11日から来年2月5日までの毎週金、土、日曜日の計36日間(年末年始を除く)。オミクロン株対応ワクチンの接種促進を図る。
 会場は長崎が県庁、佐世保はレオプラザホテル佐世保、諫早はトランスコスモススタジアム長崎、島原は島原文化会館の予定。長崎は36日間のうち全日、佐世保は21日間、諫早は8日間、島原は6日間開設する。
 一方、県は各市町に対し、今月中旬から接種可能になったオミクロン株BA・5対応ワクチンを優先して使うよう18日付で依頼した。9月から使用されているBA・1対応品を接種せず、現在感染の主流であるBA・5対応品の使用開始を待つ接種控えが懸念されるため。県によると、県内では島原市が21日からBA・5対応品に切り替え、長崎市も30日から始める。


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