高藤、太田両選手に県功労賞 世界選手権で活躍

 福田富一(ふくだとみかず)知事は25日の定例記者会見で、今月、タシケントで行われた柔道の世界選手権男子60キロ級で優勝した下野市出身の高藤直寿(たかとうなおひさ)選手(29)と、同選手権混合団体の優勝に貢献した栃木市出身の太田彪雅(おおたひょうが)選手(24)に、知事特別表彰の「県スポーツ功労賞」を授与すると発表した。

 高藤選手が5回目、太田選手が初めての受賞となる。

 高藤選手は5試合を勝ち抜き、2018年以来4度目の制覇を達成した。太田選手は男子90キロ超級。日本が昨夏の東京五輪で敗れたフランスとの決勝で勝利し、5連覇に貢献した。

 福田知事は「県民に希望と活力を与えてくれた」と述べた。授与式の日程は今後調整するという。

 同賞の受賞者は両選手を含め37人目、4団体目となった。

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