<レスリング>【2022年世界選手権・レビュー(12)】女子53kg級/優勝選手・表彰式・闘いのあと

 

(2022年9月10~18日、セルビア・ベオグラード)


【女子53kg級・優勝】
ドミニク・パリッシュ(Parrish, Dominique Olivia=米国)

 1996年11月5日生まれ、25歳。カリフォルニア州立高校チャンピオンやカレッジナショナル・チャンピオンを経て、シニアの舞台へ。2019年の世界選手権代表選考会で2位。2017・18・19年のU23世界選手権出場などで実力をつけ、今年2月のUWWランキング大会「ヤシャ・ドク国際大会」(トルコ)3位を経て、5月のパンアメリカン選手権で優勝。世界選手権に初出場で優勝を飾った。

 ■ドミニク・パリッシュの話「決勝の前、私は自分自身に言い聞かせていました。恐怖はなく、手足も動きました。マットに足を踏み入れたときも、怖くはありませんでした。厳しい試合になることは分かっていましたが、(勝つことによって)解放されることを知っていました。(昨年優勝の藤波朱理は不在だったので)次の 2 年間、彼女がターゲットになります。日本の女子選手は常にターゲットです。日本は立場と技術で常にトップです。私たちは日本を打ち負かすつもりです」

《1回戦~決勝の成績》resultトーナメント表
決 勝 ○[4-2]Batkhuyag, Khulan(モンゴル)
準決勝 ○[3-1]Prevolaraki, Maria(ギリシャ)
3回戦 ○[Tフォール、1:43=10-0]Lucia Yamileth YEPEZ GUZMAN(エクアドル)
2回戦 ○[Tフォール、5:59=10-0]Mercedesz DENES(ハンガリー)
1回戦  BYE


【表彰式】

(UWWサイトより)

[2]Batkhuyag, Khulan(モンゴル)
[3]Prevolaraki, Maria(ギリシャ)
[3]Vinesh, Phogat(インド)


【決勝・動画】
Parrish, Dominique Olivia(米国)○[4-2]●Batkhuyag, Khulan(モンゴル)

 

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