26日(水)の天気 昼間は全国的に秋晴れ 朝と日中の気温差大きく 服装選びに工夫を

 きょう26日(水)は、全国的に朝から晴れる所が多くなりそうだ。朝は曇りや雨の地域も、日中は青空が広がる見込み。朝の冷え込みと、日中の日差しの暖かさのコントラストが大きいため、服装選びに工夫をして、快適に過ごせるようにしたい。

大気安定へ 爽やかな秋晴れ

 本州付近は、移動性の高気圧に覆われ、全国的に爽やかな秋晴れとなる見込み。関東の沿岸部や日本海側の一部で降っている雨も、朝の通勤通学の時間帯までには止んで、日中は青空が広がってくる。東京など関東では、3日ぶりにたっぷりの日差しで洗濯物も捗りそうだ。
 ただ、関東から東北の沿岸部では、お昼前まで北風が強めに吹くため、強風や高波に注意・警戒が必要となる。

朝は冷え込み続く 日中は日差し暖か

 今朝も全国的に冷え込んでいて、午前5時までの東京の最低気温は9.5℃と今シーズン一番の冷え込み、その他も全国的に10℃を下回っている所が多く、今朝も、お出かけの際はコートなど厚手の上着が必要な寒さだ。関東など東日本の沿岸部では冷たい北風が、より一層、寒さを際立たせている。

 最高気温は、全国的に前日よりも高くなり、東海から西で20℃を超え、東京など関東でも18℃前後まで上がる見込み。上着が邪魔になるような日差しの暖かさとなりそうだ。朝と日中の体感気温の差は、数字以上に大きく感じられるため、脱ぎ着しやすい重ね着など服装選びを工夫したい。

週後半は冷え込み 週末は冷え込み緩む

 週末にかけて、日本海側で曇りや雨の所があるが、太平洋側では概ね晴れて、天気の大きな崩れは無い見込み。あす27日(木)の朝も、今季一番の冷え込みとなるような起きるのがつらい寒さだが、週末は、冷え込みがいったん緩む見込み。最高気温、週末は東京でも20℃を超え、この時季らしい快適な陽気となりそうだ。

(気象予報士・海老原美代子)

© 株式会社ウェザーマップ