広島菜の猫島商店が自己破産 新型コロナなど影響で事業継続困難

広島菜漬けなどを手掛ける広島市西区の漬物メーカー、猫島商店が自己破産したことが分かりました。

帝国データバンクによりますと、猫島商店は広島菜を中心に白菜やナスなどの漬物の大半を自社生産していましたが、近年、同業者との競合や食の多様化により売り上げが20年前の約3分の1まで低下していました。

経費削減やインターネット販売を行い状況改善を試みていましたが、新型コロナの影響で需要が回復せず、エネルギー代の高騰などにより事業の継続を断念しました。

負債総額は4億1600万円で、25日、広島地裁に自己破産を申請し、26日破産手続きの開始決定を受けたということです。

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