空き家で連続放火の罪 初公判で被告の男起訴内容認める 広島・福山市

2022年4月、広島県福山市で空き家が連続で燃えた事件で、放火の罪などに問われた男の初公判が行われ、男は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、住居不定の作業員の48歳の男は、2022年4月、福山市多治米町の空き家が集まる地区で、空き家に火をつけ全焼させた罪などに問われています。

初公判で被告の男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察は「生活をサポートしていた団体に携帯電話を預かられ、返還してもらえないストレスなどを空き家を放火することで解消することを思いついた。」などと犯行の経緯を主張しました。

一方で弁護側は事実については争わないものの「犯行当時、心神耗弱の可能性があった。」などと主張しています。

次回は12月7日に被告人質問が行われ結審する予定です。

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